どうやったら効果的なチラシが作れるのか?
反響率を上げるためのノウハウは?

これらは広告代理店さん等に聞いた方が確実だと思います。

おいおい全然考えてないじゃないか、表題はどこへ行った?

ごもっともです。では考えましょう。

効果的なチラシ作りは専門家に聞いた方が良いのは確かなのですが、

時代の流れとして、これは心がけた方が良いのではないか?

といったポイントが1点だけあります。

「O2O」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?

オーツーオーと読みます。

これは何の略かと言いますと、Online to Offlineです。

オンライントゥーオフラインですね。

言い換えるならインターネットトゥーリアルとでも言いますか。

ネット上の母体と現実のお店や会社を常にリンクさせようという手法になります。

例えばネット上の母体と言えばfacebookページであったりTwitterや@LINE、BLOGなどもそうです。

リアル側はもちろん会社であったりお店であったり、店舗オーナーさん側でいえば実際に収益をあげる場所となります。

ちょっとピンと来ないかもしれませんが、

大手企業はもうすでに2~3年前からO2Oを実践しています。

例えば無印商品さんは2013年5月にモバイルアプリ「MUJI passport」をリリースしていて、

お店の周囲に居るときにチェックインするとポイントがたまったり、

商品開発に参加出来たりしながら、またソーシャルメディアに投稿してもらったりする事で

ネット上の宣伝もしながら実際に店舗に足を運んでもらうといった工夫を凝らしています。

ファミレス業界ではガストさんもガストアプリをリリース、アプリ上でクーポン券を配布したり、

GPS機能を利用して現在地から一番近い店舗を瞬時に案内することで集客に繋げています。

またユニクロのユニクロアプリではこのGPS機能のほかに店内で商品のバーコードをスキャンする機能があって、

実際の商品を手に取りながらスマホで商品の詳細をチェックするなんてこともやっています。

アプリ以外でもたとえばダイソーさんは2014年4月よりLINE@の運用を開始し、

画像とともに商品情報を発信しています 。

最近セブン&アイ・ホールディングスで始めたオムニセブンなども、

ネットショップで注文した商品をセブンイレブンで受け取れるようにしましたよね?

これもネットから実店舗へ誘導するO2Oとなります。

これは何も、自社でアプリを開発しましょうという話ではありません。

お店のチラシを作る際に、

ホームページやFacebookページなどをお持ちならURL位は必ず乗せましょう!

メールアドレスも乗せましょう!出来ればQRコードにしてバーコードで読み取れるようにするのが一番良いと思います。

立派なO2Oだと思います。

後は私の勝手な妄想なのですが、石巻市内の各商店のレジ脇にでもバーコードを設置して頂いて、

会計の時にちょっと読み込んでもらうとか、もしくはチェックインするたびにポイントが貯まって、

登録店ならどこでもそのポイントが使えます。みたいなアプリを作る取り組みとか出来ないものかなーとか思ったりしています。

どこでも使えるクーポン券をアプリで配布して商店街に足を運んでもらえるような仕組みだとか、

セールの告知をアプリで配信するとか。どうですかね?

地方都市の商店街こそITに力を入れていくべきではないかなと思う所です。

ちょっと話がそれましたが、効果的なチラシというのは一回で集客につながれば一番良いことではあるのですが、

こぼれてもオンラインで拾っていけるような仕組みを盛り込んでおく。といった工夫をすると今の時代にマッチしていくのではないかと思います。

後は配布する側の立場としての勝手な考えですが(笑)チラシを受け取った人に何らかのメリットがあると喜ばれるので配りやすかったりします。

チラシの隅にクーポン券をくっつけて〇〇1割引き券なんていうのがあるとちょっと違う気がします。

チラシそのもので1割引きと表示するのも中身は一緒のはずなのですが、

券になってるだけでなんとなく効果が違うような気がします。気がするだけですよ?

数値的な根拠は何もありません!

ではではまた次回。